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へうげもの

へうげもの 1 (1)
山田 芳裕
4063724875

そういやシグルイはへうげものを買ったついでに時代物つながりということで買ったのだった。
山田芳裕もあまり好きなマンガ家ではないのだけれども、この作品は非常におもしろい。連載を楽しく読んでて、このたび単行本化されたので即買ってきた。
主人公は古田左介、茶人古田織部の名でくわしいだろう。織部焼の織部はここから来ている。焼き物の名前になるくらいの人物であり、数奇者(趣味人)として有名であった。
数奇者が主人公であるから物語の中心は茶器や茶道などの、歴史の授業では文化面として語られる部分を中心にして物語を進んでいく。文化面から語った戦国時代のマンガなんて他にあっただろうか。その点のみでも興味深いマンガで、下克上の時代を生きた武人たちを、数奇者という観点から眺めることで、今までになかった視点で見ることができる。
安土城の造形など、最新の研究を元にした資料を使って書いているので歴史好きにとってもにやりとできる作品。今後も楽しみ。

図解ブログマーケティング

図解 ブログ・マーケティング
四家 正紀 株式会社カレン
4798109975

非常に読みやすい。
なあ、うちもブログってやつをやってみるか。と、思いつきでものを言う上司から言われ、急遽資料を作らねばならない時に役に立つかも。ブログに関する詳細なデータがあるというわけじゃないのだけど、ブログとは?そのブログをビジネスで使うには?ということが前半でわかりやすく説明してあり、後半の「7W1H*1から考えるブログマーケティング」の話の進め方はそのままプレゼンで使えそう。
非常にわかりやすいです。ブログって何だ?けど明日までになんとかしなきゃいけない、てな状態の時に手に取ってみるといいでしょう。

まあ、私の仕事ではブログに関わることはまずないのですけど。

http://www.hatena.ne.jp/1122176337

ただ、仕事以外でブログについて頼まれるかもしれない。だいたいにホームページを作ってくれと頼まれるのは関わりのある団体とか知人などからだ。
そういう人は、ブログどころかネットのこともよく知らないけどブログってやつが流行っているらしいからやってみようという感じで頼んでくる。こういうのが一番困る。どんなことがやりたいの?って聞いてもう~んと悩まれて、まあまかすよといった感じで全部を託される。
そういうブログどころかネットもさっぱりな人にでもブログで何がやれるのか、ってことを説明しなければいけない時には参考になる本です。

*1Who,Where,Who,What,Why,Which,Whose,How

シグルイ

シグルイ 1 (1)
南條 範夫 山口 貴由
4253230431

ネット巡回が読書に変わって唯一の趣味になろうとしているダメ人間の私ですが、巡回サイトの中に、恐ろしい恐ろしいと思いつついつも覗いてしまうインターネット殺人事件があり、ここでよく語られるマンガにシグルイがあります。

イン殺さんの勧める本なら何だっていいと思うのですが、山口貴由はあまり好きなマンガ家ではないんだよなーと躊躇して買ってませんでした。まあ、完結してからでいいかと。
が、年末は本を読もう週間なので*1ついつい買ってきてしまいましたよ。まあ、ためしに一巻だけ。

いいわ~
読んで何が何だか。知人の書痴にも読ませたところわけがわからんとぼーぜんとしてました。めずらしい。
確かに虎目先生がステキすぎです。一巻だけしか買ってこなかったのを悔やんで悔やんで眠れなかったため即amazonで注文です。あぁ、首都圏なら即届くのに。

*1他にやることがないから

古事記

古事記
梅原 猛
4059020133

古事記や日本書紀。本好きなら読んでみたいなぁ、と思える書だと思う。
ただ、本好きだからといって古典が読めるってわけじゃないのが問題なんだろう。

だいたい古代の書物だけではなく、ほんの100年前の書物でも現在流通しているのは現代語訳で当たり前という時代なのだ。古代の書物が読めない本好きがいたって当たり前と言ってもいいのではないだろうか。

で、何冊か古事記本を読んだのがしっくりこない。良書とされている本は、基本的な古典の知識が必要だし、平易な現代語訳してある本は内容も省略されてあるのか、読んでみてもおもしろくない。
やはり、古事記を読むには古典を勉強し直さないといけないのか、と思っていたところ本書に出会った。あまり期待していなかったのだが、非常におもしろかった。

まず、完全に現代語訳してあるので古典の成績が悪かった人でも読める。で、下手な子ども向け絵本みたいな省略もしていない。なまこの口が裂けている理由とか宇陀の水取たちの先祖が弟宇迦斯とかがちゃんと載っている。
神話を元に創作された二次作品を通してしか知らなかった神話の世界に、自分の古典の成績を振り返らずとも浸ることができる、軟弱本好きには嬉しい一冊になっている。

学問的に正しい訳かどうかは素養がないので当方には判断つきかねるのだが、古典教養がないけど記紀神話の世界に触れたいという方におすすめの本。

二十歳の原点

二十歳の原点
高野 悦子
4101183015

大学時代の恩師が薦めてくれた本に高野悦子【二十歳の原点】がある。 この人、全共闘世代で結局鉄道自殺してしまう人なのだが、その人の日記を書籍にしたのが本書。

読んで、それなりに思うことはあったのだが、恩師が絶賛するほどのものは感じられなかった。やはり全共闘世代のバックグラウンドやあの時代雰囲気などを持っていないと、真の意味がわからない本なのだと思う。

ただ、【どうしようもない自分】に対する接し方というのは、孤高で美しい。なにかにつけ、しらけ、半笑いで対応する世代からみると、この真摯さというのは心をうたれるものがある。

少なくとも、この世代は自分が世の中に対して繋がっている、繋がるべきだという思いを当然としていたのだ。 だからこそ、言葉に重みがでる。最初から世界と隔絶して自分の内のみに引きこもっている者の言葉ではない。

漫画家超残酷物語

漫画家超残酷物語
唐沢 なをき
4091800505


唐沢なをきは大好きなマンガ家だが、これはすごくおもしろい。いいっ!
ただ、マンガ家やマンガ家志望者は読まない方がいいよ。特に最終話の第23話は絶対に読んじゃダメ。マンガ家以外の人でも仕事に落ち込んでいる時に読めば致命傷になるかもしれません。取扱注意!

ソラニン

ソラニン 1 (1)
浅野 いにお
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この人の作品にはたいてい死がついてまわるんだけど、この作品ではその後を描こうとしているのかな、と思う。
その後というか、オレたち(オレタチって言っちゃうよ)がそんなにあこがれる死ってのは何なのか。それを取り残された者たちを通して描こうとしている。ってのはたぶんはずした解釈なんだろうなー。当方のマンガ解釈は個人的な充足願望が入りすぎ。

神狩り

何のために

4894564416神狩り
山田 正紀

角川春樹事務所 1998-08
売り上げランキング : 37,493
おすすめ平均

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

そういや、当方は神狩りを読んだことがないのだったと思い読み始めた。一気に読んだ。おもしろい。 とり・みきが学生時代にSFマガジンに載った神狩りを読んで天才だと思ったのもうなずける。

ただ、これが世に出た時に騒がれたのは、その時代性をのぞいて考えることは出来ないだろう。論理記号が二つしかなく、関係代名詞が十三種以上ある古代文字という設定は、今でも魅力的だが、古代文字の論理の検証がくわしく行われているわけではなくハードSFとは言い難い。というのは本書解説の大森望から。この作品について非常にわかりやすく、ためになる解説なので普段解説なんて読まない当方でもおもしろく読めた。

解説でもふれられているが、この作品の魅力のひとつに絶対者と挑戦者という対立のがある。“神”という絶対者に対抗する、非力だが己を信じて戦い続ける若者という構図だ。神狩りというタイトルそのままに、この物語は絶対者である神に対する挑戦が全編通して書かれる。神そのものは出てこない。神側の人間や、ときおり神の意志を感じられるパートが出てくるのみだ。あくまで神は、超越者として人よりも高次元のものとして描かれる。
その絶対者に対しては、あまりにも無力である人が挑む。

挑戦者はすべてを失う。職、社会的地位、友、師、愛した人。挑戦者に残ったのは絶対者への先の見えない戦いのみという救いようのない現実。それでも、挑戦者は戦う。何かのためではなく、己が信じるもののために。

挑戦者というのは挑戦するから挑戦者なのだ。
挑戦者がすべてを失うのは当然のことなのだ。絶対者と戦うにはよけいなものは必要ない。ただただシンプルな挑戦する己だけあればよい。必要なのは、戦い続けるだけの存在である己というものに耐えられるかだ。
孤独な戦いである。

恐るべき旅路

星空を見あげて

タイトル恐るべき旅路 ―火星探査機「のぞみ」のたどった12年―
販売:朝日ソノラマ 松浦 晋也
価格\1,400 (定価:\1,400)
媒体:単行本
通常1~2週間以内に発送
おすすめ度★★★★★
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当方がものごころついたころ、祖父はすでに働いておらず家にいるおじーちゃんだったのだけど、大工だったらしい。どおりでうちには工作用の用具が多いと思った。まあ、今はさすがに祖父時代からのってのはほとんどないけど。
それが関係しているかは知らないが、技術屋さんへのあこがれってのは昔からあった。
自分の腕一本で生きているというか、己の仕事へのプライドの持ち方とか。後、一匹狼ぽいのだけど変に義理堅いみたいなところ。
だが、あこがれはあこがれであってラジオの解体もろくにできなかった当方には技術屋さんへの道は遠く、なまけものの当方にぴったりの給与生活者として生活しております。
プロジェクトXも技術屋さんの回が好きだったのは、ここらへんが原因でしょうな。

まあ、街の大工とロケット工学はまったく違うのだろうから、一緒くたに語るのはダメでしょうけどね。でも、本書を読んで当方があこがれていた技術屋さんたちと同じ臭いを感じたんですな。少ない予算と限られたチャンスと制約。困難に対して己の能力を信じ立ちむかうのぞみプロジェクトチーム。熱い、いいねこの展開。
惑星探査機やロケットに関して勉強になる記述が豊富なのですが、当方みたいななまけものはそういうお勉強になる箇所を読むのが苦痛だったりする時があるのですな。でもプロジェクトチームに感情移入して読める展開のおかげで、彼らが立ちむかっている困難の度合いを知りたいという欲求が勝り、さくさくと頭の中に入りましたよ。

失敗した事業の本ということで興味を持って買ったわけですが、結局のぞみが失敗した根源はお金がないってことですね。あさりよしとおのマンガワッハマンで、ロケット打ち上げの失敗会見で打ち上げ責任者が記者の質問に予算がないせいですっ予算がないせいですっ予算がないせいですっ、ってのみ言って問題をうやむやにというシーンがあったけど、あれって宇宙事業関係者にとってはあまり笑えない話なのかもなぁ。
宇宙開発なんていう庶民には直接の恩恵がない事業を進めるには、広大な宇宙に挑む我々っていう物語が一番わかりやすいのじゃないかな。宇宙に夢を取りもどせってな感じで。

夜空の星がきれいな季節です。窓の外の星を見ながら読むにはぴったりかも。

関連リンク

松浦晋也のL/D著者のブログです。小惑星探査機のはやぶさに関する話題が豊富。

タイトル月をめざした二人の科学者―アポロとスプートニクの軌跡
販売:中央公論新社 的川 泰宣
価格\819 (定価:\819)
媒体:新書
通常24時間以内に発送
おすすめ度★★★★☆
Amazon 詳細ページへ 

本書にも出てくる的川泰宣さんの著書。こちらも宇宙を目指す男たちの物語です。おすすめ。

とり・みきの映画吹替王

とり・みきの映画吹替王
とり みき

本書はスカイパーフェクトTVで放映された、とり・みきによる吹替俳優インタビューを中心にまとめられたもの。出演者が豪華なのでファンは要チェック。
出演者:大平透・中村正・矢島正明・小原乃梨子・宮部昭夫・家弓家正・納谷悟朗・森山周一郎・小林清志・富田耕生・池田晶子・大塚周夫・原脩・野沢那智・鈴木弘子・玄田哲章・江原正士・広川太一郎・ささきいさお・羽佐間道夫・山寺宏一・若山弥蔵

当方がおもしろがった話

  • 原脩さんが攻殻機動隊の荒巻大輔に惚れこんでやっている
  • 野沢那智さんが、イーストウッドをやった時に山田康雄さんに似せてくれと言われた話
  • そして広川太一郎さんの話
  • あと、羽佐間道夫さんの項で、とりさんが『特攻野郎Aチーム』のDVDは吹替がついてないと憤っていたけど、確かにあれ吹替じゃなかったらおもしろくないよ。好きな作品だったので買おうかなぁと迷っていたんだけど。吹替ないのだったらいらない。

ある所で、映画を吹替で見るのは恥ずかしいという意識がある云々と書いてあったのを見つけて驚いたことがある。当方にとっては映画は吹替の方がいいと思っていたからだ。恥ずかしいだなんて思ったことなどなかった。
もちろん、原音のままの方がいい映画ってのはあると思う。だけど、恥ずかしいってのはなんなんだ、って思う。
今だって、映画館に行くときだって吹替の方を選ぶ。(が、吹替の方だとスクリーンが小さかったりするので、字幕で見ることが多いですが)
たまに洋画に出演している俳優の元の声聞くことがあるけど、逆にそっちの方が違和感があるw もう、その俳優の声はアテている人の声で脳にインプットされているの。
吹替ファンなら間違いなく楽しめる本。とりさんの吹替本では吹替映画大事典もおすすめ。

最後の努力 ローマ人の物語 13巻

最後の努力
塩野 七生

ディオクレティアヌスやコンスタンティヌスなど、ローマ皇帝が市民の第一人者であった最後の時代にスポットをあてた巻。(余談だけど、ファンとしては著者が入閣しなくてよかったよ。ローマ人の物語を書き終えてから入閣してください)
タイトルからもわかるとおり、ローマも終わりに近づいている。塩野七生がこのローマ人の物語で、一般に悪政と呼ばれている事象について、しかしそれも元をただせば善意からの政策だったのだ、と解説しているものが結構ある。

そうなのだ。世の中にはそうそう都合よく悪などない。どんな評判が悪い制度・政策でも、元を調べてみると正当と思われる要求に応えるためのものだったり、善かれと思っての施策だったりする。ただ、施行するものの状況認識の間違いとか不運とか、その他もろもろで失敗したものなのだ。
結果だけをみれば、なんでこんなものが形に……と思ったりするのだが、その結果のみをみて批判しても、あまり意味がないよなぁと最近つとに思う。他を罵倒して気張らしという効用はあるかもしれないが。

はてな 日露の経済関係が大きく進展できない最大の理由である北方領土問題を、仮に「購入」という形で解決することができたと仮定して、いくらまでなら支払う価値がありましょう? この質問は、日露が懸案を抱え続けることによる損失を金額に換算するといくらになるか? という質問と同義です。

2兆円で返還か。それぐらいのものかな、と思う。まあ、財政が厳しいご時世なので2兆円を使うって事自体が通らないかもしれないが、2兆円で話がつくなら良い話じゃないかな。
こういう話の時、北方領土は日本の領土をソ連が不法占拠しているんだから、お金払うなんてとんでもないって意見は出てくると思う。それは正しい。が、正しいけどその正しさが問題を解決するとは限らない。
戦争によって失った領土の返還なんて、もう一度戦争をやるしかない。敗れた戦争なのだ、前回のは。そりゃ歴史上は戦争によらない領土の返還もあることはあるけど、基本的には領土ってのは戦争によって領有の正当性を復帰させるのが基本だ。近年、大国間で領土をめぐっての戦争が起こらないのは、コストに見合わないからだ。戦争を起こす、継続させるコストが高くなりすぎて、領土問題ではとても戦争など起こせなくなってしまった時代だからだ。
鈴木宗男が復帰して、怨敵外務省に対していろいろ行動しているけど、そもそも元になった北方領土での活動はどうして起きたか。
それは、大本である北方領土の即時無償返還という正しい国民の願いが非現実的だからだ。北方領土が不法占拠されている → ソ連(ロシア)けしからん → 北方領土を返還させろ!という思考経路はどこも間違っていない。いないが、では実際に返還させる方法は?という話までにはつながっていない。もちろんただの人である庶民に、そんな返還方法なんて思いつかないだろう。それはそのとおりで、ただの人である庶民にその責はない。
が、日本は民主国家だ。庶民のつぶやきは、国民の正当な要求として実施機関(この場合は外務省)は受けとめてしまう。だが、先も言ったように戦争ができない国家(まあ、それでなくても現代は戦争なんてできないが)日本において領土の返還というのは難しい。正当なる要求と要求の実現が難しい現場という乖離が現れた時、いかがわしさが生まれる土壌になる。
正当なる要求に対して、無理ですとむげに断ることは難しい。そういう場合、とりあえずの代わりの案で埋め合わせようとする。それがどれだけ現実的かというのは別にして。北方領土の場合は、四島住民との交流とかね。
理想と現実の乖離というのは、理想である正当な要求が正当であればあるほど、その間の距離を埋めるのが難しい。そうなったら最後、その間にはいかがわしい輩が跳梁跋扈することになる。
正当な方法でなくても良い結果は出せるかもしれない。だが、正当ではない方法といのは、最終的にはコストが高くなると思う。北方領土に建った施設とかね。
自分の善意が、結果として失政につながるというのは、床屋政談好きは良くおぼえておかないといけないことだろうなぁとは思う。

capeta the guidebook

おっ、capetaの新刊が出たのかと思い良く確認せず購入。帰宅後ビニールをはいで中身を確認すると文字ばっかり???
オフィシャルガイドブックだったのね……

あー、あれだなぁ。マンガが立ち読みできない弊害って一番はこれだな。中途半端に集めているシリーズは何巻まで持っているかわからなくなるし。

ま、曽田正人好きだから良い買い物をしたことにしよう。勘違いしなかったら買わなかったかもしれないし。

書評ではないけど

結核というトトロ

極東ブログより。
紹介されている本がおもしろそうなのでさっそくアマゾンで注文してみた。まあ、書評が主のエントリーじゃないのだろうけど。

そういや、自分はBCGは受けてないような気がする。いや、うけたのだっけ。自分より少し上は受けてた記憶があるのだけど。
いま、自分の腕を見てみたが痕は見つからなかった。あれって歳とったらなくなるのかな。それとも、ほんとうに受けてないだけ?

閉所

風呂場の窓とかドアのくもりガラスとか、露のせいで指でなぞると字が書けるじゃないですか。 あれ、無性に何か書きたくなるんだよね。
当方、トイレとか風呂場とか閉じた狭い空間に入るとなぜか気分が高揚してしまう。閉所高揚病?
で、何も考えずつらっと字を書いていたりするわけだ。(絵心がないから字)

たいてい一文字で、この文字を書くことが多い。これについては特に意味はない。横断歩道の白いところだけを踏んでわたるとかと一緒で、意味のないジンクスみたいなものだ。
が、これが家人にひじょーに評判が悪い。つらっとドアガラスに書いていたら、それを見つけて、「んな気味悪いことすんなっ死ねっ」と怒られた。なので、以後自粛している。
が、何か書きたい気分はあるし、書かないと気持ちが悪い。風呂場字依存症?

んで、最近代わりに書く一時はこんなんだったりする。これも特に意味はない。

死と生というのは、そこまで大きくはなれたものではないのだろう。
葉の裏表のようにぴったりと互いに張りついている関係。ただ、どうしようもなく生きている人間は生の方にいるのだから、死というのは見えないだけだろう。ふと、足下を見据えれば、それはそこに在るものなのだと思う。

浅野いにおの素晴らしい世界を読みながらそんなことを考えた。

手紙

小西真奈美さんの詩的エッセイ

小西さんはすごい好きな女優で、ココリコミラクルタイプなど、彼女が出ているというだけで見てしまうことがある。(やはり、それほど見るわけじゃないけど)
だから猛牛ママ小西真奈美で司書妄想という記事など、自分のツボにダイレクトに来すぎて困ったぐらいだ。小西真奈美で司書、良すぎる。

あまりタレント本は買わないようにしているのだけど(コストパフォーマンスが悪いから)、これはついつい買ってしまった。綺麗な写真と短い詩のようなエッセイで綴られているのが本書。
エッセイについてのあれこれを語れるほど、この分野にくわしくないので内容のほうはパスするが、小西真奈美で司書妄想という記事がツボにくるような人なら、まず間違いなく読める。泣ける…までは保証しないけど、楽しめる。
金城一紀が帯に書いているコピーが一番わかりやすいな。

凛、という響きが
聴こえてくる本です。

あと猛牛ママさんの10月3日の記事で書いてあるとおり、DTIで小西真奈美の日めくりダイアリー「今日の大丈夫。」がはじまった模様。いかん、これは朝出勤する前に見たいなぁ。そのためには早起きするしなければ。こんな日記を書いている場合ではない。寝る。

イマイと申します。

架空請求に挑む、執念の報道記録


日本テレビ『報道特捜プロジェクト』で主に放送されていた企画の書籍化。日本テレビのイマイ記者が、架空請求のハガキに対して電話をかけてみよーというコーナー。
一番の見どころは、イマイ記者の愚直な対応に、おもいっきりキレる業者。殺してやるよっ、今からそっち行くぞって脅す業者に、いや、殺すのはやめてください。とか来ないでください。とかまともに返答するイマイ記者。業者もはらわた煮えかえっただろうねぇw
放送見逃した人は、本書で雰囲気だけでも味わってみるのもいいかもしれない。でも、実際の放送を見た方が十倍楽しいけど。

映画力のある人が、成功する。

幸せな映画の見方

ロッキーやエントラップメントなどをもとに、中谷語りが綴られる一冊。
紹介している映画の半分も見たことないのだが、それでも楽しめるのは中谷彰宏の本の特徴。
映画というのは、見るのにわりと気合いがいる<当方の場合
2時間映画を見る以外何もできない場所にいるわけだ。これがテレビだったら本読みながらながら聞きで済ますという手もある。(つまんなかったら寝ればいいんだけどね)
だから、映画の本筋とは関係ないけど自分にプラスになりそうなことを抽出する見方というのは、参考になる。映画ファンなら、マニア知識でもって、どんな映画でも楽しめるかもしれないが、こちとら映画の歴史とかマニア知識はこれっぽっちもない。それでも映画を見続けようと思ったときには、映画と見ている自分をむりやりでも結びつける見方ってのもありだとおぼえておこう。

島本@同人誌

決断するべきか、まだ迷うべきか

当方が買った(マンガ)同人誌はプロが趣味でやっている同人誌ばっかりです。ファン心理です。コレクターアイテムです。同人誌が嫌いなんだろうと思います。
んで、一番集めているのが燃えるマンガ家島本和彦先生のだったりします。んでんで、夏の新刊が通販可能になりました。のですが、響鬼ですか。。。
当方日曜朝の番組なんて見ません。普段からテレビ自体見ないし。
どっしようかなー。元ネタわからなくてもわかるもんでしょうか。サンプル見るとすごく楽しそうなんですが。
ああ、迷う。

レス

ハーメルンのバイオリン弾き

金曜の夜は酒を飲む日だということで、飲んだ。でもまあ、今回は自重した。ビール一筋8時間。チャンポンしなかったよぉ。朝真っ青の顔色をみんなの前にさらさずにすんだ。愚か者とそうじゃない者との違いは同じ間違いをおかすかどうかだ。(あんだけ苦しむのならもう酒飲むなといったところだ)
が、調子が悪いの悪いので山の中の愛する我が家へたどり着く前に、ネットカフェで爆睡英気を養う。なんとか眠気はおさまるもののふらふら店内をうろついていたらハーメルン発見。ヴォーカル編あたりから再読。
なぜヴォーカル編かというと、ここいらへんから離れたから。もうオレ中二じゃないや、高二だもんって思ったころだったから。
おもしろいなぁ、と思うんだけど、正直二日酔いでへろへろになっている状態に合ったテンションのマンガではねえなってわかった。とにかく過剰なのだ。とっくに闘うことより日々の安寧を求める人になった当方にはもう昔のテンションでは読めねえんじゃないかな。二日酔いなんていいわけしなくても。
同じく初期から連載されていたZMANだけど、あれも過剰なマンガだった。今だって過剰な作品を愛すことはできるけど、それは諦めと後ろめたさの末の愛であって、けっして対象と一体化しようとする暴力的な愛ではない。あの当時は暴力的な愛を持って作品を愛していた。作品にたいして怒っていた。憤っていた。もう今は違う。

だから、あのころにこの作品を読めたのは幸せだったのだろうと思う。

http://www.fukkan.com/vote.php3?no=13869

しまった

いや、サインとか初版本とかにはこだわらない方なんですよ

土曜日所用があり、広島に出てたのですが、ほんとうに惜しいことをしてしまった。
それは駅前のエールエールに車を駐車しようと順番待ちしていた時でした。浴衣姿の女性がエールエールに入っていったのですね。とうかさんでもないしめずらしいなと思っただけだったのですが、それがまさか……

こうの史代さんその人だったとは。
いや~、飯食ってジュンク堂へよってみたら人がいっぱいならんでるじゃない。なんのイベントかなと思ったら、こうの史代さんのサイン会だったのですね。
いそいでチケットを探したのだけど、当然なくなっておりました。
しまった、めしより先にジュンク堂いっとけばよかった。本より食い気を選んだ当方に本の神がバツを与えたんだろうなぁ。がっくし。
くやしいので、こうの史代さんの新作(たぶん)『長い道』を買って帰りました。
夕凪の街 桜の国』で知った漫画家で作品には感動したんだけど、こうの史代っていう作家についてはわからなかったんですね。当方の中ではなにか引っかかる作家だったのです。
そしてこの『長い道』の表紙を見たとき何か感じるものがありました。
本に出会う時というのはたいていこんなもんなんですよね。

傑作でした。
感想はまた後日。

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