昼にサンフレッチェに夜はカープか。そんなにプロスポーツキチのつもりはないんだけどな、と思いつつも佐々岡の引退ならば見にいこうかと市民球場へ。
しまった。佐々岡を見くびっていた。前田の2000本の時並の人手だ。既に外野席には入れそうもない。初めての、A指定の2階席での観戦となった。B指定の2階席なら経験があったが正面の2階席は思っていたよりも観戦に適している。なにより選手全体の動きがよくわかる。じっくり見たい試合なら、今後は検討してみてもいいな。
晩年は、渋いというか地味という印象だったが、全盛期のスライダーはすごかった。カープ“最後”の優勝の立役者であり、北別府・大野・川口以後のカープの投手陣を支えた大黒柱だった。もろに自分のカープファンとしての歴史と佐々岡の活躍がかぶっている。その選手の最後の投球となれば、自然とこみ上げてくるものがあった。
せめてもう一度優勝を経験させたかった。もう前回の優勝を経験しているのは前田・緒方くらいか。自分がもっとも熱いカープファンだったときの選手が一人、また一人とユニフォームを脱いでいく。球場全体の佐々岡コールに参加しながら、寂しさを感じていた。我らが18番、佐々岡に感謝。
佐々岡の引退セレモニーとともに、今シーズンの市民球場での試合が終わった。 自分としては何かぽっかり穴が開いた気分だが、佐々岡の最後の願いを聞いてしまったので、来シーズンも市民球場への応援はやめられそうにない。来年は、市民球場の最後の年だしね。
お疲れ様でした。
緒方が代打で出場したけど、来シーズンの契約はどうなるのだろう。全然情報を仕入れていないのでわからないけど、これだけのチャンスを得ながら不甲斐ない結果しか残せなかった森笠廣瀬の体たらくを考えれば、来シーズンも期待していいのかな。
さっきスポーツニュース見てたらヤクルト戦で佐々岡投げてた。古田の相手をしたそうだ。だから、正確には最後の登板ではなくて、市民球場最後の登板でした。