エイリアンとプレデターはどちらも大好きな映画なので1が公開された時は当然のように見にいったのだけど、想像よりもつまらなかったので2は正直迷ってた。なのでアイアムレジェンドを優先したし、銀色のシーズンや28週後…が公開されていたらたぶんそっちを観ただろう。
そういった観る前の低評価があるためかもしれないが、おもしろかった。鑑賞後コーヒーショップで満足感とともにコーヒー飲んでくつろいでました。ただ映画としてはダメ映画のような気がするけど。
ストーリー的にちゃんと終わった感がないのでストーリーにカタルシスを求める人は気にいらないんじゃないかな、とはコーヒー飲みながら思った。じゃあ、なんで自分は満足かというと、もともとこの映画にそんなもの期待していないから。だってエイリアンVSプレデターだよ。まともな映画になるわけないじゃん。
私が1のどこに不満だったかというと、圧倒的に戦闘シーン。ジャングルと市街であんだけ恐怖の活躍をしたプレデターがてんで弱いし、エイリアンもただのモンスターって感じでぐっとくるものがなかった。だから1は終始退屈な映画だった。
その点2ではプレデターは一人しか出てこず、エイリアン相手に見事な大立ち回りをする。エイリアンの方も、獲物である人間に顔を近づけていきグワッと卵を注入する恐怖の場面がふんだんにあった。そうそう、エイリアンで一番恐い場面ってそこなんだよ。恐ろしい怪物が口を開けて近づいてくるのだけど、恐怖のあまり動けないという状況。恐い、恐いけどこういう怖さは好みだ。
2は1でオレがダメ出ししたところを改善してくれているので、ストーリーとしてダメでも楽しめたんだよな。こんなに見事に改善されているシリーズは初めてです。エイリアンとプレデターが好きで、原理主義じゃない人は見ればいいよ!たぶん楽しめる。
でもこのシリーズまだやるつもりあるのかなあ。楽しかったけど、もういい加減いいような気がする。