![]() | デカスロン 1 (1) 山田 芳裕 (2007/03) 小学館 この商品の詳細を見る |
へうげものの影響で、デカスロンまで手を出してしまった。いや、文庫版が出ると聞いてつい。 前は、この作家の過剰さが苦手でデカスロンは一読してやめてしまったのだけど。今読むと全然気にならない。あれだなあ。自分は歳とると細かいことは気にならなくなるタイプなのだろうな。 良かった。細かいことばっかり気になるタイプより幸せそうだ(自分基準)。
人間なんてそんなものですよ。と悟ってやり過ごすしかないのかな。
法において労働者は厚く保護されているのだけど、現実には皆そうそうとやめていく。場の雰囲気というか、上からの締め付けではなくて、同僚からの目線が怖いからかなー、と思う。明日は我が身に降りかかる災難かもしれないのに、脱落者として遇してしまう。
自分が働くのは生活費を稼ぐためだけ、仕事に自己を投影しない。と固く戒めていても、職場の和を乱す者に対しての目線がきつくなってしまう。いかんいかん、とその度思うのですがね。
職場の同僚が鬱病になり、まったく仕事が出来ない状態になってしまった。あれですね、鬱ってほんとにつらいのですね。それまで普通に仕事していた人がまったく何もできなくなります。
んで、うちの会社は本人がやめると言い出すまでは、基本的にやめさせることはしません。と思う。経営陣じゃないから本心は知らんけど。で、一人実質上仕事しない。頭数が減ったわけではないので補充はなし。結論:他の人の負担増。わかっちゃいるんです。病なんてのはいつ我が身に降りかかってくるかわからないもの。自分だって明日どうなるかわかったもんじゃない。何かあったら、ハイそれまでよ。と投げ出す会社よりも現体制の方がいいに決まっている。でも、目の前の自分の仕事が無慈悲に増えていくのを見ると、ついつい鬱屈した思いがたまっていきます。
人間なんてそんなもんなんでしょうね。
無駄に盛り上げていきましょう!その方がおもろいですよ。