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日本人のための宗教原論

新しい時代を生きるために



小室宗教学の決定版。小室博士にはいくつかの宗教本があるが、その集大成が本書。イスラム教・キリスト教・仏教・儒教の各宗教を、詳しく説明している。一般にいわれている宗教への認識がいかに誤っているかが本書を読めばわかる。宗教学初心者にもわかりやすく書いてあるので、宗教学入門書には最適。この本を読んだ瞬間からあなたは宗教博士になれるのは間違いない。

ことここに至れば、日本を救うのも宗教、日本を滅ぼすのも宗教である。あなたを救うのも宗教、あなたを殺すのも宗教である。


日本人のための宗教原論―あなたを宗教はどう助けてくれるのか
小室 直樹
徳間書店 2000-07


by G-Tools

21世紀は宗教の時代といわれる。
それは、逆説的かもしれないが世界がグローバル化して いるからである。
国境がなくなり世界がひとつになる、というのがよくいうグローバル化の効用であるが、ことはそう単純ではない。
実のところグローバル化は世界のキリスト教文化圏化にほかならない。
日本人のように宗教オンチで、宗旨が違っても同じ「人間」として分かり合うことができる、などという寝言を平気で吐く人種にはグローバル化など関係ないかもしれないが、世界中の大多数のまじめに宗教を信じる人達にとっては大問題なのである。

キリスト教が生んだ資本主義や民主主義、近代法などで世界を統一しようとする力と、それに対立するイスラムなどの諸地域の文化。
このふたつの争いの後、世界がキリスト教文化一色に染まるのか、文明の衝突が絶えることがない世界、はたまた新たな価値観の世界を産み出すのか、それはとても難しく、そして重要な問題である。
今現在わかっているのは、この問題を語るときに宗教を避けてとおる事ができないということである。

小室直樹のことについてはいまさら私が語ることもないだろう。
この世界において比すべき人を見つけることができない世紀の大天才といっておけば足りるだろう。
ソビエト崩壊という予言に続き、現在日本の末期的アノミーを的中させた小室直樹。
いまや、彼を抜きにして日本の状況を語ることは不可能である。
その著者の渾身の宗教論。
読めば、あなたの未来への道は豁然と開かれるであろう。


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