行ってきた。
ピアノ弾き語りのライブは昨年のアンジェラ・アキ以来か。良いんだけど、心地よすぎて寝不足と合わさりついうとうとと。それほど心地よい音楽だったということですよ!
奥華子の音楽との出会いは映画『時をかける少女』なわけですよ。今さら時かけ、しかもアニメって。ということで映画化の報に接した瞬間スルーだなこれはと思っていたのですが、えらい評判が良いのでついつい見にいったら、そりゃもう感動。3回も見てしまった。んで、劇中に奥さんの歌が流れるわけですよ。それがまた良い。
時かけもええし、奥華子さんもええなあ。とたまに思い出してはDVDを見てたわけですが、たまたま市内にでかけた時に路上ライブがあったのですね、奥華子さんの。なんか聞いたことある歌声だな、と思って引き寄せられるとですよ。犬も歩けばなんとやら。無駄にぶらぶらするのも、たまには良いことがある。
歌はどれも良いものでしたが、難点というばMCのオチが弱いことかな。まあ、話がそれほど得意でないから小説書いたり歌歌っている人もいるわけで。がんばっている感は伝わってきたので、後はオチだけ決めといて、途中グダグダになったとしてもオチだけはしっかり言っとけばいいんじゃないかなあ。ワンマンライブなんて、いわばホームなわけだし、たいていの話は、あたしの手がここにいったら笑ってくださいねーと言っとけば会場笑ってくれると思う。
だんたんスタンディングのライブに行くのがつらくなっていくので、こういう落ち着いたライブが良いなとしみじみしてしまいました。また広島に来ることがあればぜひ。
やっぱりaikoのライブは何度行ってもええなあ。
わざわざ遠出した甲斐があるというもの。しかも会場前から2列目だったし。もう飛び跳ねるには年と(自重的に)体がきついから、押さえていこうと思っていたのに。否が応でもテンションあがってしまった。ライブ終わったときにはくたくたですよ。近年まれに見るビールの美味さだった。
えんえんとしゃべり続けるんじゃないかというしゃべりは相変わらずで、片時も観客を飽きさせないし、曲も「えりあし」など好きな曲をやってくれて大満足。ああ、一月に一度はaikoのライブに行きたい。
でも、できたら広島でやって欲しい。なんだかんだ行っても遠出するのはちとつらい。広島にちょうどいい箱がないのがいけないんだけどね。
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久しぶりにアルバム購入。あれですね、生で聞いて以来CD買っていってついにアルバムまで買ってしまいました。
好きな曲はHOMEとRAINです。
特にHOMEがね。HOMEってのはふるさとって意味なんだろうな。
私は自分の全体像をイメージする時、足からイメージしはじめる。それも大地についた足から。
昔々の話なのだけれど、ある日思ったんですよね。生まれてこの方見続けている家の窓からの風景を。あぁ、自分はこの光景の中で育ってきたのだな、と。それは、そのことが嬉しいとか悲しいとかじゃなくて、ただただそういう事実がそこに、その風景にあるんだ。そう思ったのです。
自分が育ってきた風景が確固としてあって、そしてその風景は自分の足下の地面と続いている。そう気づいたときは、なんか不思議で、少し居心地悪い気分になったものです。
私は、生まれた土地から出たことがほとんどなくて、だからふるさとなんてものはないのだけれど、このHOMEって曲を聞くと不思議な気持ちになるのです。
生まれ育った土地を愛しているか、と聞かれれば、まあ愛してるんじゃないの。と答えるだろうと思う。どこか別の地へ行きたくないの、と聞かれれば、そりゃあ行ってみたいよね。と答えるだろうと思う。
自分の足下が、外の風景と地続きで、そして自分もまた風景の一部だ。と気づけたときは確かに感動したのだけれど。たぶんあの感情は感動と呼ぶべきものだったと信じてはいるけれど。ただ、今は、そのことを自分の存在価値に深く結びつけすぎてしまったような気がする。
どこかへ本当に行きたいわけではなく、心から憎んでいるわけではない。でも、ふるさとというのは、私にとって不思議なものです。
行ってきましたaikoのライブ。
いやー、aikoのライブは楽しい楽しいと聞いてたけど、ホント楽しかった。
MCが超絶ですね。聴衆の呼びかけにこまめに答えて*1、そのかけあいの中から自然と話がひろがってくるという。ステージの上では飛びまわり跳ねまわり歌いまくり、曲の合間ではきれることなく話し続けるという、すっごいパワー。ライブ中ずっと楽しめました。いやー、ほんまおもろいわ。
次のライブもぜひ行こう、と思わせる楽しさでした。aikoのライブはおすすめです。
先日買ったHOMEが気に入ったのでアンジェラ・アキのライブに行って来ました。HMVのライブははじめて見たな。行ったときにはもう終わってたとかはあったけど。
ライブ自体すごい久しぶりだったのですが、良かったなぁ。
CDのジャケ写真(公式サイト参照)よりも実物の方がハーフって顔してたよ。こういう時、あっちの俳優さんの名前でも出して雰囲気を伝えられるといいんだけど、残念ながら俳優にくわしくないのでごめんなさい。
んで、開けたか開けてないかぐらいの細目でピアノの弾きながら歌うのさ。時に目を開いて虚空を見上げてね。
やっぱり歌はライブだよなぁ、と思う。こういう歌い手の姿を見られるし、声量で体が震えるなんて経験ができるからね。本式のライブって長いからなかなか行く気にならないのだけど、こういうインストアライブってのは気軽でいいね。たびたび行こうと思う。もちろんアンジェラ・アキさんの演奏と歌も良かったので、またライブやるときはぜひ広島で。長くても行きます。
ライブの内容
うろ覚えなんで間違っているかも。どれも良かった。ルイジアナに関しては、今回ハリケーンで大変なことになっているけど、この歌はハリケーンについて歌っているんです。流されていく、流されていくってフレーズがあったりして、これは当時の黒人への差別なども含めた歌詞なんです、ということを語っていた。(ここらへんも聞き間違いがあるかも)
当方、洋楽にはまったくくわしくないので、そこらへんはさっぱりなのだけどね。
HMVにはわりと行くのだけど、タワレコには行ってなかったので、ちょいと寄ってみた。
うわさどおりPOPとか、チョイスの仕方が上手いなと思う。まあ、自分にとって良いチョイスなので、的はずれな感想なのかもしれないけど。
衝動買いしたのはアンジェラ・アキの『HOME』
POPに引かれて試聴したのだけど、良い。
HOMEというのはふるさとのこと。気詰まりな田舎を飛び出して街に出てきたけれど、虚しい都会の夜につかれて遙かなふるさとを思う、という歌詞。
当方は、大学時代というモラトリアムにとっておきな時間を街(といっても地方都市の広島市なんですけど)で過ごして、日々の糧を稼ぐ会社人となりに田舎に帰ってきたのでこの歌のシュチュエーションには当てはまらないのだけど、それでも聞き入ってしまうのはアンジェラ・アキの力なのか。
実際には「ふるさとは遠きにありて思うもの」効果だろうけど、良い歌です。
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