4-1 広島ビックアーチ
09シーズンの最終戦。今期は残念ながら天皇杯を敗退しているので本当にこれが最後の試合。
スタメンは今期を象徴するかのようにストヤノフ、森脇、青山、ミキッチを欠くという苦しい陣容。ケガ人がほんと多かった…
しかし、試合内容はすばらしいの一言。残留を決めた京都のやる気の無さもあったのだろうけど、レギュラーが欠けたメンツで広島らしいアイデアあふれるサッカーを披露。1点差に追いつかれてディエゴがかなり下がり目でパスを出すようになったりと大阪戦がちらりとよぎった時間帯もあったけど終始広島ペースでやれた。いやー、おもしろかった。
そしてこの試合を最後に広島を去る選手も。
寿人がゴール後にキャプテンマークを掲げて走ってくるからなんだろうと思ったら今期で退団する選手たちの背番号が。あぁこのメンバーでやる広島のサッカーは今日が最後なんだなとしみじみと感じた。
J1復帰年としては最高順位である4位と躍進!さらに天皇杯の結果次第ではACLの出場権も手に!という本来なら狂喜乱舞してもおかしくない勝利なのだけど、どことなく寂しさがあるのはそのせいなんだろう。
もっとこのチームを見ていたかった。
さて。天皇杯で鹿島川崎大阪が勝利すればACLに本当に出られることになってしまってビックリしてる。本谷社長が3年以内にタイトル・ACL出場をという目標を掲げていたが、お題目としては正しいが現実は残留争いを抜けられるかどうかだろうなぁと内心思っていたからだ。
正直なところACLに出ていいんだろうかと不安もあったり。07シーズンにおいて強化部長があの時点ではナビスコカップ本戦をも戦うチーム力がなかったと反省の弁を吐いた事もあるが、ACLとなればナビスコの比ではない。今年良かったからといって来年も良いとは限らないのは今年の大分を見れば嫌というほど実感できる。もしACLを闘うことになれば、それは本当の意味でチーム力を問われるシーズンになるんだろう。今は不安7割期待3割といったところ。
ただ、サンフレッチェがエレベーターチームではなくJ1の上位に居続けるチームになるためには、チームの予算規模を拡大していかなければいけない。そのためには結果を出してスポンサーと客を呼び込むしかないだろうし、ACLでの活躍というのは一番の近道だ。どっちにしろ避けて通れない道なのだ。
もちろん拡大路線というのは、下手をすれば大分の二の舞という危険性はある。あるけども金が無くて泣く泣く選手を手放すなんて事を避けるためには、これしかないと思う。
こうやってグダグダと悩む事も今シーズンのすばらしい戦いがあったからだよなあ。本当にチームには感謝。そして来期のために、まずはシーズンチケットを購入するとするか
http://item.rakuten.co.jp/e-vpoint/c/0000000168/
3-1 どらドラパーク米子
レンタル移籍中の橋内の応援に米子まで。ガイナーレ鳥取のホームスタジアムは鳥取市にあるとりぎんバードスタジアムなのだが、以前ホームだった関係で年に数回はどらやきドラマチックパーク米子東山陸上競技場で行われるのだ。ちなみに米子と鳥取の位置関係は鳥取県の端から端に別れている。広島でいうと大竹と福山くらいの位置関係か。よくホームスタジアム動かしたな。
鳥取はJリーグ入りを目指しているチームで、経営面ではJリーグの審査を通っているので後はJFL4位に入ればいいという状況。んで、この最終節がはじまる前の段階で5位であり4位のソニー仙台との勝点差は3。直接対決ではないので自力で昇格の目はなくソニー仙台が負けて鳥取が勝つしか可能性がない。唯一の救いは得失点差では大差で勝ってるので点差を考えなくても良いというだけか。
ソニー仙台の結果次第なわけだが、この長崎戦を勝たないことには話にならないので、やるべき事は勝つこと。至ってシンプルなわけです。ソニー仙台の対戦相手が後半戦1勝しかしていないジェフリザーブスだとか考えだすと頭が痛くなるしね!
ところが試合は長崎が先制。コーナーからのカウンターで決定機を作られてしまいあえなくゴールを割られるシュナイダー潤之介。全体的に長崎の前線からのプレッシャーが強くなかなか思うようにボール回しができていなかった。
後半になってもなかなか点が奪えず、やばい雰囲気が漂っていたのだけど、長崎の運動量も落ちてきたのか鳥取の攻撃が活性化し同点弾を生み出す。その後ハメドを起点に攻め込みついには逆転。会場の盛り上がりがピークに達したところで岡野のゴールが!岡野のゴール見るのいつ以来だろう…。
見事な逆転勝利だったのだがソニー仙台も勝利し、つまりは4位になることはできずJ2昇格の夢は消えてしまった。前期の好調さを見てて、岡山に続いて中国のJチームが増えるなと思っていたのだけど。挑戦は来年に持ち越しになってしまった。この不況の中スポンサーを見つけるのは厳しいと思うけれども、県なんかが基金を準備したりして行政のバックアップも期待できるようだし、なんとか来年もがんばってほしいな。
橋内はセンターバックとしてがんばってた。ビルドアップなんかはもっとできるだろうと思ってしまったが。これでJ2昇格が決まれば移籍だったんだろうけど。どうなるんだろう…
負けもしなかったけど勝つこともできなかった試合だった。
やはりストヤノフ・ミキッチ・青山抜きというのは厳しすぎるよ。
好きな選手である盛田が好調なのと浩司が復帰したのは嬉しすぎるけれども。
それにしても最後の忠成のヘッドはいった!と思ったんだけどなあ。楢崎何も広島戦から復帰せんでも…
ホント久しぶりに週刊少年ジャンプを買った。
なんとなく購入しただけで51号に特別なものがあるとか、新連載の『彼方セブンチェンジ』に惹かれたからというわけではまったくない。
読むマンガ減ったなあ、と思うがそれは少年向きな雑誌だからであって少年雑誌を読んでいるオッサンなオレが悪いだけだ。
んでアンケートハガキをまじまじと見る。当然バクマンの影響だ。
どの記事が好評だったか知るためにアンケートハガキを付けている雑誌は多いけど、ジャンプほどアンケート結果を重視しているところはないだろう。ジャンプでは最初のカラーページの後にアンケートハガキが付いているがヤングアニマルでは一番最後のページだ。
でもどんだけの人がアンケートハガキなんて出すんだろうか。少なくともオレのまわりで毎週せっせとアンケートハガキを出しているなんてガキはいなかった。今の子はどうか知らんけど毎週50円の切手代もバカにならんしな。
ファンなら買い支えねば、という名言じゃないが自分がおもしろいと思う作品を読み続けるには買うだけじゃなくアンケートハガキをせっせと出すべきなんだろう。とりあえずSKET DANCEとヤングアニマルで関崎俊三先生の新連載にチェックを入れて出しておこう。というか『恋愛怪談サヨコさん』は月1連載なのね。
元旦国立へ行く準備をせんでもよくなったよ!色々と出費が重なって台所事情が苦しかったからね♪
悲しすぎるやろ。去年はJ2でもあんだけ年末まで楽しめたのに。
うーむ。これは我が愛するチームはまだ弱いチームなのだ。と言うことを受け止めるための敗戦かね。
もちろんストヤノフなどの主力がいないというチーム事情は良くわかっているけど、予算規模が違うJ2のチームに力負けすることの言い訳にはならんだろう。脆い守備、決定機を外しまくった攻撃陣。来年に向けて全体的な底上げが必要だと強く感じた悔しすぎる敗戦であった。
この悪い流れのままで今シーズンを終わるのはいやすぎるので、残り4戦。良い試合をしよう。そして勝とう。
安佐動物公園に行ってきた。動物園と水族館では水族館が好きなのだけども宮島水族館は改装中(2011年8月にリニューアルオープン予定)なので。
クラウドくんは棒を回す気配をひとつも感じさせやがらなかったのが残念であった。
悔しい敗戦。とはいえ磐田はがんばっていた。1対1の場面で確実に競り勝ちギリギリの局面でも広島に決定的なチャンスを作らせないでいた。力負けと言ってもよいと思う。
ただ、これは予想できたことだ。
相手はサンフレッチェを警戒し、研究してきた。
3バックの横、すなわち服部・李の裏を徹底してついてきた。そこはサンフレッチェの守備の穴であり、攻撃寺にWBが高い位置に着けワイドな攻撃を行うサンフレッチェの攻めを封じることにもなる。
よしんばバックラインでボールをキープして寿人と2シャドー・WBが前線に張り付く攻撃の型を作られても、どうせパスの出所はストヤノフと読み、徹底してパスカットを狙ってきた。ならばとサンフレッチェがショートパスによる攻めに転じれば楔に下りてくる選手を徹底してマークし仕事をさせない。
そして最終ラインでは皆体を張り、サンフレッチェの攻撃を跳ね返す。今回は不運による負けではない。それがよけい悔しい。
暑くなっての連敗。いやでも一昨年を思い出す。
だが、この試合を見終わっての感想だが、一作年とは違うと思う。あの時は、終始最終ラインまで押し込まれ、セカンドボールを拾われまくり攻撃も単発で味気なかった。今回も、確かにセカンドボールは拾われていたが、攻めの局面ではサンフレッチェらしいコンビネーションが出て後一歩の所まではいっていた。ただ、その後一歩が永遠と思えるぐらい遠かったのだが。ただ、それは磐田の川口を中心として守備陣が良かったからで、まだ一昨年の絶望に包まれるのは早いだろう。
一点不安があるとすれば。一昨年降格した大きな原因である固定したメンバーしかスタメンを組めなかった事。それは選手層の薄さなわけだが、それは今年も同じだ。苦しい試合が続いている最近、何故ここに彼らがいないのだと思わないわけにはいかなかった。
この問題の解決は難しい。フロントは出来ることを精一杯やっていると思う。事実中島は的確な補強だった。ただ離脱者があまりにも想像を上回るものだったということだ。資金が潤沢なクラブであれば解決は容易だ。が地方のクラブであるサンフレッチェには余分なお金はない。基本的に現有戦力でこれからの夏場を闘っていかねばならないだろう。
点を取られたり、ディフェンスラインとの連携でもたついたりしたが、リーグ戦初出場の原は決して悪くなかった。開始早々のビックセーブは見事だった。今こそ育成型チームを標榜しているサンフレッチェの力量が問われているのだろう。がんばれ。